7/8に行なった、甲府北中のがん教育出前授業の感想です。多くの生徒が私の体験談からがんを身近に感じ、自分にできることを考えてくれたようです。
2022.7.8甲府北中 生徒感想 ~一部抜粋~
●この授業を通してがんは早く見つけて早く治療すれば治る病気だとしった。私の祖母は私が小さいころにがんで亡くなったので、私にとってがんはとても怖く恐ろしい病気だとばかり思っていた。しかし、清水さんの話を聞いて、生活習慣を見直したり、バランスのよい食事、運動をしたりすることでリスクを下げることのできる病気で、早く見つけることがとても重要な病気だと学んだ。また、タバコには発がん性物質がたくさん入っているので、危険だということや、お酒はほどほどにしないとだめだということも知った。清水さんの話の中で、「どんな自分も私は私」や「過去は変えられないけど未来は変えられる」など、辛い時、不安な時、悲しい時を乗り越えられるお言葉をもらったので、友だちが大変な時はもちろん、家族や自分がつらい時も支え合えるような人になれるようにがんについてまずは詳しく調べて知ろうと思った。
●ニュースや保険の授業などで、がんの恐ろしさは十分に知っているつもりでしたが、ほんの少し心の中で、「自分はかからない」と他人事のように思ってしまっていました。しかし清水さんの話や声、表情から伝わることがたくさんありました。私の家族も数年前、病気にかかり、抗がん剤治療を受けていました。その頃の私は幼く、病気の辛さ、不安がわかりませんでした。しかし、1つだけ家族の支えとなれていたものは、清水さんの話にも合った「普通に接する」ということです。逆に今の私だといろいろ考えてしまい、何もできなかったと思います。がんはいつどこで誰がなるのかわからず、身近な存在だと改めて実感しました。そしてがんの恐ろしさをより知りました。当事者が不安・焦るのはもちろん、周りの人にもその不安が伝わってしまうことだと思います。そんな状況の中に清水さんはずっといたと思うと、本当にすごいと感じました。清水さんの言葉で印象的だったのは、「未来の自分をつくるのは、今の自分」です。本当にその通りだと思いました。私はめんどうくさがりやで行動するのが苦手です。清水さんの言葉をもらい、自分の生き方を見直し、良い選択をするようにしたいと思いました。清水さんの話が聞けて本当に良かったです。
●がんは2人に1人がなる病気だということは知っていたが、それ以外の知識も得ることができとてもうれしかったです。自分が重い病気にかかった時も、自分だったら普段通り接してほしいと思うので、自分もそうしていきたいと思いました。また、保健の授業で聞いたことがあることに捕捉で、20歳未満の入店、入室、利用もできない場所についているマークや(受動喫煙防止)、治療の種類、特徴等を聞くことができ、とても勉強になりました。さらに、体験談を聞くことができ、がんが身近な病気であること。なった本人だけでなく、周りの人も苦しんでいたり、不安になっていたりすることなど改めて実感することができました。僕の親も40代、もうすぐ50代なので、今日学んだことを伝えて、家族全委員で健康に毎日を過ごしていけるようになりたいです。そして、困っている人や不安な気持ちを持っている人や悩みを抱えている人に寄りそい、一緒に考え解決していけるようにこれからもっとがんに対する知識を増やしていきたいなと思いました。今日はお忙しい中、ありがとうございました。これからの生活に生かしていきたいと思います。
●私の祖母も乳がんになってしまいました。その時は清水さんがおっしゃっていた「家族も不安になる」という言葉の通りで、私自身もとても不安になり、いつも一緒に散歩をしに行く祖母の笑顔が悲しいような辛そうな顔に見えてしまい、心配でした。ずっと病室で寝たきりで、入るのが怖かったです。ですが、手術をして成功して、今ではすっかり元気です。がんには野菜や果物、そして運動が良いと教わりました。2人に1人の確率で何かしらのがんにかかると聞いたので、しっかり予防をして未来に備えたいです。普通というよりか今まで通りに接しています!(祖母)今日はお忙しい中、わざわざありがとうございました。
●今日の授業で1番印象に残ったのは、がんになった本人の周りにいる人がどう反応するかということです。授業で、「どう接すればいいのかわからず距離をとってしまった」というお話がありました。実は私には乳がんになった親せきがいて、「乳がんになった」と聞かされた時は、私もどう反応すればいいのかわからず、一緒に話すことを避けていた頃もありました。しかし、今日の清水さんの話をきいて、がんになった本人はいつもどおり普通に接してほしくて話してくれたんだと知りました。今日の授業で聞いたことを心にとめて、これからは普段通りに接していきたいと思います。今日はなかなか知ることのできない、がん患者さんの気持ちや予防などたくさんのっことを学べました。今日の経験を大切にして、私もがん予防を心がけていきたいです。
●私の親せきにもがんになった人がいて、その家族の様子を目にしたことがあったので、今回、体験談をもとに、病気になった本人の気持ちを知ることができてよかったと思います。特に印象に残っている言葉は「周りが普通に接してくれるのがうれしい」というものです。私たちのような健康の人は、病気の人に対して、すごく気を使ったり、善意で助けてあげたり、いわゆる「特別扱い」をしがちです。良かれと思ってやってはいるものの、本人にとっては私たちが普段通りに接することが何よりの優しさなのだと気づきました。また、まず「健康な人」と「病気の人」というように区別してしまうのもよくないのだと、今書きながら感じています。
もし私の両親や兄弟が病気になったら、気遣いながらも普段通りに接していたいと思いました。今日は体験談をもとにがんと予防について知れてよかったです。ありがとうございました。
●私はこの授業を受けて、大切にしようと思ったことが2つあります。
1つ目は“がん”と診断されることを避けないことです。清水さんが「がんと診断されるのは怖い。だけど一番の怖さはがんが進行していくのをほっておくこと」と言っていた。確かにそうだなと納得しました。早期発見されたがんは助かる命と言っていました。なので、私も「もしかしたらがんかも・・・」と思ったら、すぐに病院に行きたいと思いました。
2つ目は、清水さんのような状況になった時、周りの人に感謝することを忘れないようにすることです。清水さんのお話で、いろいろなことを聞いて、辛いのは自分だけでなく周りも辛いということがわかりました。なので、忘れてしまうこともあると思いますが、ちゃんと周りに感謝することを大切にしたいです。
他にもたくさん自分たちのためになるお話をいただきました。特に、障がい者や病気の方などの人たちのことを悪ふざけにしてばかにしてはいけない。このようなことを心にとめ今後の人生を自分で作っていきたいです。
●今日は清水さんのおかげでがんについて知ったり考えたりすることができました。今までがんは他人事のように思っていたけれど、2人に1人という確率でがんになる恐れがあるということを知り、驚きました。もし私ががんになってしまったらを考えるととても心配でしたが、清水さんの話を聞いて安心しました。治療の選択には、命の選択、そんな恐怖の中でがんと闘ってきた清水さんはとても感心しました。もし、私の周りでがんになってしまったら、特別扱いするのではなく、普通に接することが相手の一番うれしいのだということに気付きました。がんのせいで苦しんでいる人がいるということをしっかりと理解しその人の力になるように頑張りたいと思います。また、自分をがんから守るために、塩分を取りすぎない、タバコを吸わない、ということを教えてもらったので、日ごろから気をつけられるようにしたいです。がんの経験者から学んだからこそ説得力があり、理解することができました。今日、学んだことは忘れないようにしたいです。
●私はがんについて自分ががんになったらどうすればいいのかわかりませんでした。ですが、今日清水さんの話を聞いて、がんになったら気持ちが下がることもあるけど、周りの人の支えに感謝したり、できることを楽しんだりすることが大切なんだと気づくことができました。清水さんの話で私はがんに対しての重くつらく死んでしまうというイメージが変わりました。ただの偏見であるのだと気づきました。清水さんがおっしゃってくれた「がんは気持ちと病気との闘い」という言葉にとても納得しました。またピアサポーターという言葉も初めて聞きました。私も周りの人のだれかががんになってしまったら支えたいと思いました。清水さんの授業を受けて、たくさんのことを学ぶことができました。話を聞けて本当に良かったです。ありがとうございました。
●清水さんのお話を聞き、がんは身近にあるこわいものだということがわかりました。がんになった時の詳しい体験や相談などをきけて、自分もなった時の対処法として役に立てる話があり、良かったです。清水さんがおっしゃっていた「楽しんでいく」というポジティブさや、苦しいことも逆に考えてみることで、新たな視点が生まれ、それに対する期待が大きくなり人生をよりよく楽しく生きることができるのではないかと思いました。「未来の自分を作るのは、今の自分」という言葉は体のことだけでなく、受験にも当てはまっています。今楽をすれば将来辛くなるのは自分であるということです。今日講演で聞けたことにつてよく考え、未来に向かって1歩1歩確実に歩んでいきたいです。本日はありがとうございました。とても有意義な時間を過ごせました。
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