2020年12月10日 甲府市立北東中 生徒感想~一部抜粋~
●自分の祖母ががんになってしまった経験があった。自分は週1で病院へお見舞いに行った。手紙を渡したときにうれしそうにしてくれたのが印象に残っている。実際に清水さんの体験談を聞いてみて、患者さんはそばにいてくれたりするだけでうれしいのだと知り、改めて祖母が笑顔になれるようにと考え行動に移せてよかったと感じた。また清水さんがおっしゃっていたように感謝の気持ちが大事なのだと思った。このがんや病気になってしまった時だけでなく、普段から家族や友人、仲間の支えがあって乗り越えられたことがたくさんある。気持ちがあふれた時、つらい時に「助けて」と一言言えるということが大事になると思う。また「助けて」は本当に大切な人、信頼している人にしか言えないことだと思う。自分も素直に「助けて」と言える人になりたいし、人から「助けて」と頼ってもらえるような人にもなりたいと思った。そしてこの授業を通して自分はどうしてもできないことを数えてしまうけれどできることを探し、前向きに生きたいと思えた。
●今日がんについて教えていただいて今まで自分は大丈夫、なる人は少なそうだしと思っていたけれど、その考えを改めることができた。2人に1人だとすると全国民の半分がなるということなのでそれは恐ろしいことだなと思った。自分はがんが身近ではなく、なった人の気持ちも、支える側の人の気持ちもわからなかったけれど、実際に経験した方から話を聞くのはとても貴重だと思う。しかし、2人に1人なる私たちの時代はそれさえも珍しくなくなってしまうと思うとぞっとした。私の両親、特に父は喫煙所から離れさせたり、焦げを気にしたり普段はうるさいなと思っていた時もあったけれど私たちのことを思って、将来がんやほかの病気から私たちを守るためにしてくれていることだとわかってよかった。今まで遠い存在だったがんも話をきいて自分たちにとってそう遠くないものであり、危険だとわかった。喫煙者はタバコを吸っているから体を壊しても自業自得だけれど吸っていない人が受動喫煙により喫煙者より被害を受けるのは嫌だなと思った。
●がんになってしまうのは誰のせいでもないから自分を責めちゃいけないから、ポジティブにがん患者と接していきたいと思った。がん患者には心のケアが必要だとわかった。がんにならないようにするためにはタバコをすわない、バランスのよい食事をする、運動をするなど日ごろからの備えが必要であることを改めて感じさせられた。タバコを吸っていなくてもその煙を吸ってしまったらがんのリスクが高くなることを知ったので、たばこを吸っている人の近くや通らないようにしていきたいと思いました。僕は将来の夢は医者なので、がんの人たちを治せるように勉強していきたいです。
●がんは僕の祖父ががんになったことがあるらしくて不真面目な生活をしていたわけでもないので、誰の所為でもないと思っていました。確かに僕も少し間違った見方をしていて、友達が病気の時に何も話しかけられなかったのですが、勇気を付けていつも通り話をしないとかえって相手側にも迷惑をかける、不安にさせることになると気づきました。小学校の時に清水さんのことを聞いて印象に残っていましたが、+αで改めて辛さや苦しみを知りました。でもその苦しみや辛さは想像以上に辛いと思うので、その辛さや苦しみをカバーして不安を少しでも抑えられるような人間になりたいと思いました。今回改めて清水さんのことを知って、そして同時にがんのことを知ることができました。これからの日々で人をしっかり支えられるような、支えてもらえるような人間になりたいと思いました。貴重な時間を使ってきてくださった清水さん、本当にありがとうございました。
●がんになったからこそ分かること、なったことのない人には分からない気持ちや体の状態を知れてよかった。がんになるっていうことはとても大変だし、怖いことだと思った。今の日本は2人に1人ががんになっているのが現状、しかし、この状況を変えていけるのは僕たち子どもだと思うので、コロナやインフルの予防も大切だが、がんの予防もしっかりして、1人1人が意識して予防することが大事だなと思った。子どもだから若いからがんにならないということはないし、がんの予防は1人でできるものではない。親に食事をサポートしてもらったり、たばこを吸う人にはしっかり喫煙場所にいってすってもらうなど、全員が予防につとめるべきだと思った。がんになった時、気持ちを切り替えて生活したと言っていたが、それは普通の日常生活でも同じことなので「なんとかなるさ」という気持ちをもって、日々楽しく過ごすことも予防になると思った。自分もちゃんと予防に努めていきたいと思った。
●今の時代は2人に1人ががんになる確率が高いので「私はまだ大丈夫だ」とか逃げないで、ちゃんと考えることが大切だとわかりました。お母さんの年代の方々はがんになりやすいので、お母さんはお酒が好きですがほどほどにしてって一言いえるようにしてみたいと思います。
私に関しては、今回の授業を受けたことによってがんの怖さを実感したし、知識を身につけられたので、今後の役に立っていくと思います。今のコロナ禍の中、鬱になったりストレスがたまったり大変なこともあるけれど、体を気づかって、いたわって、向き合うことをしていきたいと思います。
1,感謝 2,自分にできることを認める 3,自分の体と向き合う
この3つのことも自分にあてはめて、ちゃんと1個1個のことの重大さに気づいていけたらいいと思いました。
●私は今日の講演を聞いて、がんのことを身近に感じました。テレビなどでがんのことはよく聞くけれど、自分の周りの人がなるということは想像したことがなかったので2人に1人がなると聞いて驚きました。そして、がんになると死んでしまう可能性のほうが高いのかなと思っていたけど、早く見つかれば助かる割合が高いと聞いて安心しました。自分がなったら落ちこんでとても辛いと思います。なのでもし周りの人ががんになってしまったら、気持ちがわかるということができなくてもよりそってあげて、安心できる存在になればいいなと思いました。そしてもし自分がなってもポジティブに前を向いて生きていきたいです。今日からがんにならないために生活習慣を整えるなどしていきたいと思いました。
●今日の清水さんの話を聞いて改めて「がん」について考えることができた。僕はあまり「がん」について知らなく、とても身近で恐ろしいものだと知り、とても驚いた部分もあった。今日清水さんが話していたように、今健康でいられる僕たちこそ、不安や病気を抱えている人たちを支えてあげたり考えることが大切だと思った。僕は「がん」について深く知っていき、自分も「がん」にならないために食生活などを意識して生活していくことが大切だと思った。さらに、清水さんがりょうよう中でも前向きでいたように、僕もつらい時こそ前を向いていこうと思った。今日はとても貴重な体験ができた
●僕は今回、この授業を聞いて、今まで知らなかったがんのことをたくさん知ることができた。今、2人に1人ががんになるこの世の中で、自分はどちら側になるかはわからないけれど、なってしまった時はまず、自分としっかりと向き合いそして認め、自分に自信をもって生きていこうと思った。また、もし自分の身近な人ががんになって苦しんでいるときは「ピアサポート」その人をしっかりと支え、そしてその人の気持ちになり寄り添い、その人と一緒になって気持ちの面で闘ってあげようと思った。これからは、今の自分が健康であることに感謝して一生懸命生きていこうと思った。
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