がん教育出前授業の2019年度の感想をまとめた。 児童生徒たちの感想を読んでいて気づいたこと。 今を生きぬくための強いメッセージがたくさんあった。 私が話してきた内容は、自分のがん体験談を聞いてもらうことで、がんという病気を身近に感じてもらい、支え合いの大切さ、命の尊さを感じながら、それぞれの児童生徒が自分たちにできることを考えて行動してほしいということだった。 辛い時に乗りこえられたのは周りの人の支えがあったから。そしてその支えがあったから自分の気持ちも切り替えていくことができた・・・ もしも身近な人ががんになったらできることを、 また未来の自分のためにできることを・・・ がんだけでなく、それぞれが困難な状況の時にもできることを考えて行動してほしいメッセージも込めていた。 今、世の中はコロナで新たな生活様式をそれぞれが考え作りだすことを求められている。 がん教育出前授業の時の感想から、現在の状況にも共通する児童生徒たちの心に響くメッセージを少しずつ紹介していきたいと思う。 以下、児童生徒の感想 ~一部抜粋~ ●今、私たちはみんなで支え合って生きているということを忘れずにいたいと思いました ●自分ができる最大限のことをしていきたい。そして、まわりの人を支えていきたい。自分も周りの人も幸せで平和に生きられるようにしていきたい。 ●自分の命は自分だけのものだけでない。もし、周りで困っている人がいたらきっとその人は不安だと思うので、支え合って生きていきたいです。自分がもしがん以外でも、困ったことがあった時、周りの人から気にかけてもらえるように、人がしてくれてうれしいことは、誰に対してもしてあげたいなと考えられるようになりました。 ●私たちの生活は自分だけではなく、家族や友人、周りの人に支えられていると感じた。清水さんのお話の中にもあったけれど、病気になった時や困っている時、自分一人でかかえこんでいても苦しいだけだと思う。辛い時や悲しいときには友だちに相談して「1人じゃない」と実感することが大切だと感じた。 ●みんなささえあっていきている、乗りこえられたのは周りの人の支えがあったからというキーワードを教えてもらって支え合って生きていくことの大切さがよく分かりました。 ●命、それには人と人の支え合いが必要で、それがあることによっていろいろな人の気持ちを楽にさせてくれる。人が生きていけたりする サンスマイルえがお がん教育出前授業2019年度
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