乳がんになってそれを周りの人に言った時、
みんなから驚かれた。
そして中には離れて行く人もいた。
がんという悪い運気が移る・・・と言われたこともある。
私はがんになるまで、病気もしたことがなかったので、『がんにはならない』という、変な自信があった。
いざがんになって『なんでなってしまったんだろう・・・』と、落ち込んだ。
なった人は、生きるために一生懸命頑張っている。
がんになりたくてなったのではない。
がんとコロナは違うけれど、
コロナにかかってしまった時の感情はきっと同じなのかな。
『なんでかかってしまったんだろう』って。
コロナに感染した人たちだって、感染したくてなったのではない。
だからこそ、今、考える必要があるのだと思う。
かからないためには、どうすればいいのか。
もしもかかってしまったらどうすればいいのか。
かかっていない人が予防をし、できる限りかからないように注意をすること、そしてもしもかかってしまったらという時のことをちゃんと考えておくこと。
そのためには、正しい情報を得て、対策すること。
もしかしたら、多くの人がすでに無症状感染をしているかもしれない。
そういう前提で自分の行動を考えなければと思う。
人は忠告程度だと、まだ大丈夫って思えてしまうんだよね。自分だけはまだ大丈夫でしょ!くらいにね。
禁止されると、やったらヤバイって思うんだろうね。
私もがんになるまで、日々の生活に危機感はあまりなかった気がする。
でも今、多くのがんと闘っている仲間たちのことを思うと、少しでもコロナ感染が広がらないようにしたいと思う。
治療中の仲間たちは、コロナ感染したら、リスクが高くなる。
もちろん、本当に注意をしながら生活をしている。
今の私にできることは、コロナに感染してない人たち、いろいろな人たちに、もしも自分がそういう立場だったら、もしも自分ががんや闘病中の立場だったらということを考えて、今何をすべきなのか考えて行動して欲しいということを伝ていきたい。
大人たちもこどもたちも。
今、自分の周りにいる大切な人たちを守るためにできることを‼
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