2019.11.8
南西中「命の尊さを考える授業「~体験談から考えるがんのこと、がん予防について~」
生徒感想~一部抜粋
●今回の講演を聞くまで、がんは自分には関係のないものだと思っていました。しかし講演を聞くうちに、今の日本では2人に1人の割合でがんになること、毎年多くの人ががんと診断されていることを知り、自分や家族など身近な人がいつがんになってもおかしくないことに気付きました。また、今までがんは「治らない」と勝手に思っていたけれど、がんに罹患した人の生存率のグラフを見て、多くの人ががんを克服していることを知り、とても驚きました。清水さんの話の中にも、生活習慣の見直しや早期発見の大切さが出されていて、がんは予防できる病気であることも知りました。
命を大切にすること。周りの人に感謝の気持ちを持つこと。仲間がいること、支えがあることのありがたさ。当たり前に感じなければいけないはずなのに、忘れかけていたことを改めて思い出すことができました。
●清水さんの話を聞いて、がんはかかった本人も、周りの人もとてもつらく苦しくなることが分かりました。特に印象に残ったことは、気持ちとの闘いということです。だるさや辛さはあると思うのですが、それ以上に自分の気持ちとの闘いというのがびっくりしました。「どんな自分も私は私、乗り越えていこう」の言葉のように、今の私の悩みなども乗り越えて、前を向いて進んでいきたいと思いました。
●先生の話をきいてとても感動した言葉がありました。それは「過去は変えられないけど、未来は変えられる」もう過ぎたことはふりかえらずこれからのことを考えることが大切。今日の先生の話をきいて、これからの人生のためになるための話が聞けました。
●辛い時は、家族や友人、あるいは他人のだれかがいてくれるととても安心するという気持ちがとてもよくわかる。心が落ち着かないとき、手を握ってくれたり、僕の気持ちをわかってくれたりする理解者がいるだけでとても安心できるし、うれしく思える。僕も支えることのできる人間になる。
●がんを乗り越えるためには、周りの家族・友人・仲間の支えなど気持ち(メンタル面)のサポートをすることが大切だと思った。大変なのはがん患者だけでなく、その周りの人も大変だと思った。今日の授業をきいて、がんは2人に1人がなる時代なので、自分には関係ないと思わないで、しっかりと受けとめて、考えていきたいと思った。また、体だけでなく心のケアもしっかりとしていかなければならないと思った。
●僕は今回の授業を通して前を向くことの大切さを知りました。がんになってもがんになる前と比べてできなくなったと思うのではなく、今できることを全力でやるという前向きな考えがすごいと思いました。がんになっても下を向かず前を向いている人がいるので、自分は絶対下を向かず前を向いて自分の道を歩んでいく人になりたいと思います。
●自分の身近にもしがんになってしまった人がいたら、今日教えてもらったことを実践して、がんになってしまった人に落ちついてもらえるような人になりたいです。また、もし自分ががんになってしまったときに「自分はもうダメだ」などのネガティブな感情だけではなく、様々な人に相談して心にある不安を取り除けられるようにしたいです。
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