甲府市立北東中学校で、がん教育出前授業を行いました。
生徒向け(親子で)『命の尊さを考える授業~体験談から考えるがんのこと、がん予防について』と、保護者向けに『がんと生活』の2講座させていただきました。
北東中は今年で4回目。
毎年依頼をしてくださり、本当にありがたいです。
生徒たちには、がん体験談を聞いてもらいながら、「自分にできる事は何があるのか」「誰かのためにできる事は何があるのか」を考えていただきました。...
みんな、一生懸命メモを取ってくれていたようです。
ひとりひとり自分が置かれている環境により、感じ方も違うと思います。
それぞれの生徒が私の話を聞いてくれた中で、何か一つでも自分にできること、誰かのためにできることを考えてくれたらと思います。
ひとりひとり大切な命。
大切な命を守るためにできること
人は支え合って生きていることを
考えていただけたらと思います。。
また、保護者向けに、なぜ出前授業をしているのかを話させていただきました。
40代半ばの罹患率の高い乳がん。つまり保護者の年代は気を付けなければならないこと。そして、もしもの時は、周りの人の支えがあって乗り越えられることや前向きな気持ちになれること。そういうことを親子で知っていただきたいと。
またこどもの頃からのがん予防を考えることで将来のリスクが減ることやがん体験談を聞き、命の大切さを考えるきっかけにしてほしいこと。
そしてもしもの時に慌てないように、正しい情報の得る方法、対策などを考えて欲しくて、同世代の乳がん体験者の私が話すことで身近なこととして考えていただけたらという思いをお話しさせていただきました。
地域の方も参加してくださり、「大変良い内容だったので、地域の大人向けにも話してほしい」とお声をかけていただきました。
がんになったことを話すには、まだまだ仕事などに対してリスクもあるし、偏見も持たれてしまう世の中です。
私は、がんになっても支え合いながら乗り越えられるような世の中になって欲しいという思いから、実名で話をしています。
先生方の繋がりの中で、先日も小学校から依頼がありました。
もっともっと出前授業・出前講座が広がってほしいと思います。
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