甲府市では、来年度(2017年度)から全小中学校で『がん教育』を実施することが決まったという記事が出ていました。
私は、2012年度からがん出前授業を県内の小中学校で行ってきました。
出前授業の活動を学校へお願いし始めた頃は、『がん』という話しすらなかなか受入られない状況でしたが、ご理解のある先生方に恵まれ現在14件実施しました。保護者向け、教職員向けも合わせると、18件になります。
今年度は、これから2件の小学校と、保護者向け1件を行う予定です。(合計で21件になる予定)
こどもの頃からのがん教育で、『こども頃からのがん予防』『命の大切さ』『もし身近な人ががんになったら自分にできること』『保護者世代のがん検診』(こども達は大人になったらがん検診)『がんに対する正しい知識』『がんに対する理解のある世の中に』など、いろいろなことを考えていただくように話してきました。
『自分にできる事はなにがあるのか』
『誰かのためにできる事は何があるのか』
体験者が話すことでより身近なこととして関心を持ってもらえる…感想文からもそのように感じています。
学校や医療者と連携をしながら、がんに対する理解、備えが広がっていくこと願っています。
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